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皆遊魚

Author:皆遊魚
初めまして!
台湾航路にようこそ!
最近、色んな史実を知って台湾が好きになりました。
このブログでは今後共、相思相愛になれそうな台湾(人)について語って行きたいと思います。
ものぐさですが、お付合の程、宜しくお願い申上げます。


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台湾行きの準備をするために、使われている言語を調べると1.北京語、2.台湾語、3.客家語、4.各先住民族語、5.日本語が解りました。
この時、『客家語』がどうして台湾に根付いているのか?とても気になりました。
もし、『客家族』が台湾の先住民族として今に至るのであれば、あまり不思議に思わなかったでしょう。
しかし、調べると世界各国で『客家』コミュニティーが形成され、客家主催の世界大会まである事実を知り、大変、興味を持ちました。
以下、台湾で使われている『客家語』に対する考察を『客家』(漢)族のアウトラインよりご紹介します。

●漢族視点(客家位置付):正統漢族
●客家人起源:黄河中下流域にある平原(中原)
●民族大移動の起源:北方民族の中原への南下/移動先の華南で先住民より'客家'(お客人?)と呼ばれる
●全世界客家人口:約1億2千万人 ※日本人口/約1億3千万人 2009年調べ
●客家人口世界分布:台湾、マレーシア、インドネシア、タイ、大陸(広東省、福建省、江西省、広西チワン族自治区、香港) ※世界の華人(定住先国籍有)の1/3は客家人
●客家人台湾国分布:高雄県、苗栗県、新竹県、桃園県
●言語:客家語 ※8つの方言に分かれます
●居住嗜好:山間部
●住居形態:囲屋(ウェーウー)/内部が巨大な広場を持つ 
※形式:方形、円形/円楼(ユアンロウ)は福建省に多い ※囲屋単体で、1つの要塞となり1つの村を形成している。
●信仰:祖先崇拝、精霊信仰、風水、道教、朱子学
●伝統衣装:明朝風衣類/黒
●社会構成:父系氏族社会
●結婚事情:一族の血を守るため婿は取らない。他民族の嫁をもらうことは可。同じ姓の人とは結婚不可
●葬儀形態:第二次埋葬/一度、埋葬した死体を4~5年後に掘り起こし、遺体骨を1本毎に椿油で洗い清め、金罌(きんおう)と呼ばれる陶の瓶に収めて、再度埋葬する
●職業傾向:流通、商業、教職/移民をする種族のため、土地所有業は少ない
●有名な客家人:

・文天祥 - 南宋末の官僚
・洪秀全 - 太平天国(1850年)の天王 ※清朝の圧政に対し、キリスト教を理想とし楽土建設を掲げた反乱
・孫文 - 中華民国初代総統(1912年)/但し、客家ではないとする説もある
・宋慶齢 - 孫文夫人
・宋美齢 - 蒋介石夫人
・朱徳 - 中国共産党初代元帥
・小平 - 元中華人民共和国中央軍事委員会主席、最高指導者
・李鵬 - 中華人民共和国の元国務院総理(首相)
★侯孝賢(ホウ・シャオシェン:1947年~) - 台湾の映画監督
★李登輝 (1923年1/25~)- 中華民国(台湾)第8-9代総統。ただし、客家語は話せないらしい
★龍瑛宗 (1911~99)- 台湾の小説家
・タクシン・チナワット - タイ国元首相
・リー・クァンユー(李光耀) - シンガポール初代首相、現顧問相
・リー・シェンロン(李顯龍)- シンガポール共和国第3代首相(現職)
・ゴー・チョク・トン(呉作棟) - シンガポール共和国第2代首相、現上級相
・胡文虎 - 香港の富豪。タイガーバームを発明した
★王心凌(ワン・シンリン:1982年~) - 台湾の国民的アイドル

以上、客家族でした。
'李登輝'先生も客家人だったんですネ~(驚)
'タクシン'前首相も客家人なのですネ~(再驚)
色んな客家人がいらっしゃいます。

先日、『日台の集い』(京:2010/6/20-)の講演会で客家人の先生と話して来ました。
先生曰く、『客家文字』は無く、その土地の文字を使い文献を残すのが特徴だと仰っていました。※漢字圏であれば漢字を、タイであればタイ文字を使用
また、客家人の就業特徴の1つに『流通業』に従事する者が多かったので、日常の食事も携帯し易い腹持ちの良い食事(もち米お結び?等)を好んだと言われました。
また、『ユダヤ』人とよく似ているそうです。
実際の流民性、就業特色や各定住先での文化継承の維持等を見ると確かに似ています。
だから、世界でこんなにたくましくやっているんですね~

しかしながら、『ユダヤ』視点で見ると大きく違う点があります。
1.ユダヤ教(旧約聖書)が全ての基礎
2.ヘブライ語(楔形文字)の継承
3.異教徒との婚姻禁止

元々、イエスキリスト(新約聖書)以前からユダヤ人たちは'旧約聖書(楔形文字表記)'に基づき、厳格な教義を実践、伝承して今に至ります。
余談ですが、私はイスラエル(ラ’アナナ市)に半年間住み、イスラエル人たちの日常を目の当たりにして来ました。。
イスラエル在中のユダヤ人は、冠婚葬祭はもちろん日常生活全てがバイブルによって管理されていました。
例:週末の安息日(金曜の日没~土曜の夜明けまで教義により寝なければならないため)にその間の交通機関停止、
食事のタブー(鱗の無い魚、ひずめの割れていない動物の肉の摂取不可)※実際、『寿司』ネタで貝、海老、イカ等を国内で食べているユダヤ人はいませんでした。
また、彼らは世界のどこに住んで居ても『シナゴーグ』(ユダヤ教会)にて定期的に聖書の教えを反芻します(ミサ等)。
こちらも客家に劣らず団結力はすごいです。

一方、『客家』視点で見ると以下になります。
1.異種族との婚姻可 ※但し、客家男性が嫁をもらう場合に限る
2.定住先の国によって使う文字が異なる上に、(8~)方言以上ある事
3.世界中に『中華料理』店を経営する客家人が居る事

客家人は宗教上の結びつきより、先祖供養を元にした血族間の団結が強く表れています。
そのため、定住先がどんな土地であっても代々、先祖供養は怠らないようです。
また、定住国の文字を使うため定住先の文化理解も柔軟な傾向があります。
あと、世界に溶け込んでいる『中華料理』も客家人の多くが関わっています。
確か、華人の例えで『中華鍋一つで世界を回る』というフレーズを聞いたことがあります。
『食』については、ユダヤ人よりも華人に一日の長があるかもしれませんね。

他方、イスラエルでは、今日までに確立した『ユダヤ料理』を提供するレストランも多数あります。
しかし『ユダヤ料理』は元々、ユダヤ教徒が戒律を守るための教義料理(コーシャ)なので、何でも食材として研究する性格の『中華料理』とは考え方が違います。
当然の事ながら世界では、ユダヤ料理の歴史、種類、内容等を見ると一般人の認知度は低く、イスラエル国外で『ユダヤ料理』レストランを探すのは至難の業です。

※ 元来、ユダヤの人達はローマ帝国によってイスラエルを追われた経緯がありその後、各定住国で自身の信仰を守りながら近代に再びイスラエル国を再建したため、土着の『ユダヤ料理』は発展しなかった事情があります。イスラエル再建時に戻って来たユダヤ人は、自分が前にいた国の料理をそのまま自分達の家庭に持ち込んでいるのが一般的です。私もイスラエルの各家庭にお邪魔した時、『アフリカ料理』『南米料理』『オーストリア料理』等それぞれ特色が違った料理を振舞って頂きました。

上記より、私は客家人が客家コミュニティーをどうしてこんなに永く維持していけるのか、とても不思議です。
それは、ユダヤ人に比べ独自の文字、宗教にとらわれない血族間のしがらみを軸にしているからです。
日本に当てはめると、差し詰め歌舞伎の'梨園'というところでしょうか?
また、先の客家先生によれば、'世界客家大会'(@2年)が定期的に開催され、その際、客家族間でビジネス情報交換が活発に行われているとの事でした。
世界各国の客家人=1億2000万人のネットワークは想像できない位、内容も濃そうですネ~
客家については、まだまだ謎が多いのでまた、調べてみたいと思います!

後半、『ユダヤ』色の強い内容でしたが、'世界の商人'と言われる=客家人(華人・華僑)、ユダヤ人、アルメニア人、インド人(印僑)について知っていれば、世界を理解する上で役に立つかもしれません。
訪台の時は、是非'客家料理'を味わいながら、店主と客家人ルーツについて語りたいと思います(笑)
その前に、自分自身のルーツについておさらいしておいた方がいいですね~?
最後までご覧頂きまして、有難うございました。
 謝謝

参考資料:
http://ja.wikipedia.org/wiki/客家
http://www.otcjpn.co.jp/chi_isan/chi_hakka/hakka_1.html
http://www.taipeinavi.com/food/168/article/
http://homepage2.nifty.com/tomoko-labo/hakkakigen.htm


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